2017年

2月

05日

未来予想図 1

アメリカにドナルド・トランプ 第45代大統領が誕生しました。

 

 

現在、王室や皇室がある国の多くはこれらは象徴的な存在で国の政治の主導は首相を置いて行っています。

王室、皇室の無い国の多くは大統領を置いて国の象徴ならびに政治を主導しています。

中には大統領の下に副大統領を置かず、首相を置き大統領は象徴的な存在として政治の実質的主導は首相が行っている国もあります。

共産主義国や軍事独裁国も有り国により形態は様々です。

 

いずれにしても大統領ともなれば権力が集中するゆえにその国の顔になりますのでより一層の品位と資質が要求されるわけです。

 

ところが現在、品位や資質に問題がありそうな大統領、首相が世界中に多くなってきていて 独裁者の傾向が強くなってきていると思います。

 

では何故民主的な選挙によってもこのような人が大統領などに選ばれるのかを考えてみると、それはその国の国民が既存の政治家では現状の不満などを解消できないと感じたからだと思います。

 

それは何故か。

自分は中流と思っていた中間層の労働者が中間層から落ちてきていると感じる人々が多くなってきていると思います。

それは格差が広がり固定化されて来ており二極化が進んだ結果だと思います。一生懸命働いても暮らしがちっとも良くならないのは既存の政治家では駄目だと思い、期待しても駄目だと結論つけた結果だと思います。

 

なぜ格差が広がったかと考えると金融自由化による市場のマネーゲーム化がもたらしたものと思う。

農畜海産物、エネルギー、株、債券、為替、等々が市場のギャンブル場と化した賭けの対象になってしまっている。

市場のギャンブル場の元手は自分の金ではなく世界中からファンドや投資信託などの名目で集めた金であるため損をしても自腹を切る必要は無い仕組みになっている。

為替までもが賭けの対象になっているのは金融主導資本主義の末期状態だと思う。

 

スミス、マルクス、ケインズに次ぐ経済学者が出ることを望む。

それもただ金を動かすだけの経済学ではなく哲学を持った経済学が望まれます。

 

世界の資産家トップ10の中にアメリカ人が6人も含まれているが世界中の資産の4分の1に迫る部分を占めている。

このアメリカの資産家の資産はアメリカで形成されたものだけでは無く、世界中から集めた金で形成されている。

このような格差は中世の貴族社会よりも大きくなっていると思う。

格差が広がり固定化され、これが続くと歴史的に見てもテロ、内紛、内乱、内戦、革命、戦争となり最終的にリセットされることになる。

どの形態をとるかによって大小さまざまではあるが犠牲者の多くは一般民衆である。

今、知らないうちに静かに暗黒面に向かっているような気がします。

 

 

 トランプ大統領がアメリカ第一を掲げていますが、それが上手く行ってアメリカのパイが大きくなったとしてもトランプ大統領を支持している白人労働者側には多くは渡らず格差が広がるばかりだと思われる。

そうなった時にアメリカ社会がどうなるか心配です。

トランプ大統領が何かを言った時、市場がそのたびに大きく変動しています。トランプ大統領が何を言うか分かっている人、何かを言わせるように仕向けられる人がいるとすればインサイダーや仕手戦を仕掛けられ大儲けできる人がいるかも知れません。

アメリカの政府の中枢には資産家、証券業、元軍人などが多くいて、とても一般庶民の為の政治をするとは思いません。

結局企業が儲かるようになり一般庶民にはそのおこぼれしか回らないと思います。

 

格差を少なくすれば中間層の白人労働者にも金が回り不満は解消に向かうと思われるが果たしてトランプ大統領がそのようなことをするか疑問です。

兎に角異常な格差の大きさには問題があります。

 

このままだと金融主導型の資本主義は終焉を迎え、トランプ大統領がそのトリガーを引いた人間として歴史に残ることになるでしょう。

 

 

 

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

以上です。

 

 

 

 

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